トラウマ恋愛映画入門、怖いテレビ、野性の証明の巻

『トラウマ恋愛映画入門』町山智浩

サツ「第13回です」

バツ「町山智浩さんの新刊『トラウマ恋愛映画入門』を買ったので、まず、こちらの話を」

サツ「『トラウマ映画館』の続編だよね」

 

バツ「そうなんです。『トラウマ映画館』、スゴく面白かったですからねー。観たことのない映画ばかりでしたけど、町山さんの文章を読んでるだけで、映画の魅力が伝わってきましたね。『マドモワゼル』とか、あの本のおかげでDVD化された作品もいくつかありましたし」

サツ「町山さんの文章はホントに面白いよね。読むことでさらなる映画の魅力に気づくというか」

バツ「そうなんですよ。ああいう文章を読んでしまうと、自分は評論とかできないと思ってしまいます」

サツ「ま、ブログで感想文書いてるだけだから、問題ないんじゃない」

バツ「そうですね。感想文はがんがん垂れ流しますよー。で、この『トラウマ恋愛映画入門』の帯のあおり文がすばらしいんですよ。引用してみましょう」

恋愛映画にちっとも興味が無い人のための

ホラーより怖くて コメディより笑えて

ミステリーより謎で AVよりエロくて

アクションより勇気が出る

恋愛映画地獄めぐり!

サツ「恋愛映画、観ないもんねー、君」

バツ「そうなんですよ。ハッピーな恋愛ものならこそばゆくなるし、失恋、悲恋ものだったらドヨーンってなるしで、耐性があまりないんですよね」

サツ「こじらせてるねー」

バツ「ホラーとかミステリーとか観る方がよっぽど気が楽なんですよね」

サツ「なんかひどく間違ってる気がする」

バツ「まだ最初の『チェイシング・エイミー』だけしか読んでないんですけど、もういきなりドヨーンとしましたね」

サツ「そりゃ、トラウマになる恋愛映画を町山さんがセレクトしてるんだから、恋愛映画耐性のない君には読んでるだけでトラウマになるんだろうね」

バツ「もう正しく。でも、続きを読みたくなりますし、観たことないものはできるだけ観たいと思います」

サツ「で、次は?」

『別冊映画秘宝 怖いテレビ』岸川靖+別冊映画秘宝編集部

バツ「『トラウマ恋愛映画入門』と一緒に買った『怖いテレビ』を。これは別冊映画秘宝の1冊。海外と日本のテレビのホラー作品を集めた本で、『世にも不思議な物語』から『ウォーキング・デッド』、『ザ・リバー』に至るまで古今のエッジの効いた作品を採り上げているみたいです」

サツ「正直、テレビシリーズまでは手が回らなくて、名前は知ってるけど、観たことないものが多いんだよなー」

バツ「ぼくもそうなんです。悲しいかな『ウォーキング・デッド』でさえ観てないですからね」

サツ「観たら多分ハマるんだけどね」

バツ「そうなんですよ。あまちゃんみたいにねー」

サツ「気になったのはどこらへん」

バツ「まずは、『事件記者コルチャック』ですね。各エピソードの紹介がなされていて、それぞれ面白そうなんですよね。あとは、やっぱり『悪魔の異形』」

サツ「オレは真魚八重子さんが採り上げていた『ししゃもと未亡人』って作品がとにかくに気になったなー。タイトルにやられるし、主演が小川眞由美の正気とは思えない演技ってのが気になります。ここでは書かないけど、ストーリーも怖すぎるし」

バツ「何にせよ、気になる作品がいっぱいあるってことですな。それにしても、ぼくは一体、何冊、別冊映画秘宝を持ってるでしょうか。気づいたら買ってるんですよね」

野性の証明

サツ「まー、いい本出すから買っちゃうのは仕方ないよね。では、3つ目」

バツ「お父さん怖いよ。何か来るよ。大勢でお父さんを殺しにくるよ」

サツ「なんだよ、急に」

バツ「薬師丸ひろ子ですよ。薬師丸ひろ子あまちゃんを観てて、薬師丸ひろ子がどんどん回を追うごとにさらに綺麗になってる気がするんですよね。そんな薬師丸さんを観てたら、彼女のデビュー作『野性の証明』を思い出したわけですね。ということで予告編を」


野性の証明 - YouTube

サツ「たしかに、あまちゃんの鈴鹿ひろ美、いい役だよね。能年ちゃんも30年後に今の薬師丸ひろ子みたいな立ち位置であって欲しいね」

バツ「ホントにそう思いますね。その頃、オレはどうしてるのかなー」

サツ「うーん、ポックリ逝ってそうだね」

バツ「ま、それはそれでいいですよ」

サツ「話は『野性の証明』に戻すけど、この頃の角川映画っていい意味でも悪い意味でも過剰だよね」

バツ「たしかに。しかし、なんだかんだで、80年代の角川映画に育てられてますからね、ぼく」

サツ「その側面はあるね。『里見八犬伝』、『魔界天生』、『幻魔大戦』、『時空の旅人』、『ぼくらの七日間戦争』なんかは子供のときに観て、相当影響されたからね」

バツ「そうですね。また、ゆっくり観たいなー。しかし、昔のことばかり思い出してるって、年を取った証拠ですよね」

サツ「悲しいけど、ホントのこと!」