「東京の演奏2013」その7、その8、その9の巻

「東京の演奏2013」その7

サツ「はい、第21回です」

バツ「ついに終わりました!「東京の演奏2013」楽しかった!というわけで、今回は、「東京の演奏2013」について。このブログでは、あまりライブの感想はとりあげていないんですけど、今回は、やっぱり触れざるを得ないでしょー」

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サツ「そりゃ、そうだよね。すごく楽しみにしてたもんねー」

バツ「はい、なんたって、17年ぶりに女の子とバンドできましたからね。しかも、お客さんも女性が多くて、非常に嬉しかったですね」

サツ「ライブの最中、全く客席見れてなかったくせに」

バツ「はい、全く前を見られませんでしたね。お客さんに女性が多いと気づいたのは、ハラさんの演奏が始まったくらいの頃でしたね」

サツ「余裕なさすぎ。演奏中も前を見ずに、みずきちゃんの方を向いてたよね」

バツ「あれは、ドラムと演奏を合わせるために、あえてドラムの方を見ているんだぞと思わせながら、客席から目をそらして緊張を緩和するという常套手段ですね」

サツ「ベーシストあるあるだ」

バツ「そんなにあるあるでもないですけどね・・・」

サツ「で、ライブの感想はどうだったの?」

バツ「はっきり言ってしまうと、自分達の演奏を録音するのは忘れるわ、考えてきたMCを全く言えずに終わるわといろいろありましたが、スゴく楽しく演奏できたので良かったです!たぶん、演奏しているときのぼくの顔はひきつっていたと思いますが、緊張していただけで、ものすごく楽しんでおりました!」

サツ「MCのネタ、前日深夜に考えていたのにねー。「遅れて来た渋谷系Tiny Mushroomsです!」っていうツカミから、忘れてたよねー」

バツ「そうなんですよ。MCは、「ナショナルジオグラフィック」を読むていでやるつもりで居て、バッグの中に「ナショナルジオグラフィック」を入れてたんですけどね。出すのも忘れていました」

サツ「残念すぎるねー。しかも、「ナショナルジオグラフィック」の中にMCのネタを書いた紙も仕込んでたんでしょ」

バツ「そうなんです。でも、出すの忘れてたんですねー。途中で出せば良かったんですけどね。そこらへんのインプロヴィゼーションが全くできませんでしたね」

サツ「でも、「遅れて来た渋谷系Tiny Mushroomsです!」も「ナショナルジオグラフィック」もネタとしての完成度はかなり低いから、やらなくて良かったんじゃない?」

バツ「そうですね。むしろ火傷せずに済んで良かったかもしれないす。でも、火傷してでもやらなきゃいけないってこともあるかもしれないから、やらなかったことにはちょっと後悔してるので、いずれやるかもしれません」

サツ「たぶん、みんなポカーンだからやめておいた方が無難よ」

バツ「ま、MCする機会なんて当分ないので、その話題は置いておいて、演奏がものすごく楽しかったから、本当に良かったです。17年ぶりに女の子とバンドできたし、バンドの練習も文化祭の準備みたいで楽しかったです。普段のバフェットももちろん楽しくやってるんですけど、それとはまた違った感じで良かったですね」

サツ「あと、キノコが練習を重ねるごとにどんどん良くなっていたのが良かったよね」

バツ「そうなんですよ。本番では自分のベースとみずきちゃんのドラムしか聞いてなかったので、キノコが上手く唄えてたのかどうかはわかりませんでしたが、悪くなかったんじゃないかなーって思います。たぶん味とか全然なかったと思いますけどね」

サツ「ま、普段、あまり練習せずに、ライブばっかり行って、ドラマばっかり観ているキノコが何回も個人練に入っていたしね。きっと今回の経験は、キノコにとって大きかったんじゃないかなと思うよ」

バツ「かなり上から目線で言いますねー」

サツ「普段、キノコから上から目線でモノを言われてるからね。やられたら、やり返す。倍返しだ!」

バツ「半沢直樹、観てなかったくせに。しかも、ドラマ終わっちゃったから今さら感あるし」

サツ「何にせよ、キノコにとっても、ぼくらにとっても、すごく良い経験だったよね」

バツ「みんみんさんやみずきちゃんも楽しんでくれたみたいで、本当に良かったですよね。それにしても短期間で、あれだけ仕上げてくれたお二人には感謝感謝。二人とも素敵だったね。話も面白いし。みずきちゃんから、山口の女将劇場*1に行く!という話を聞いたときには、今後、みずきちゃんはサブカル系30代男子のファンの急増が見込まれると思いましたね」

サツ「オジさん、完全に二人のファンになりましたな」

バツ「キノコも、今回のバンドでの経験を通じて、中川さん派からみずきちゃん派に鞍替えしたそうですよ」

サツ「おい!そういうこと書くとキノコから倍返しされるぞ。そろそろ話題を変えよう」

「東京の演奏2013」その8

バツ「ぼくらのライブの後は、野田薫さんバンド」

サツ「いやー、素晴らしかったね」

バツ「普段は、野田さんお一人での弾き語りが多いそうだし、CDもわりと弾き語りに近いシンプルな編成ですけど、今回は、ベースに伴瀬朝彦さん(ホライズン山下宅配便、片想い他)、鍵盤、アコーディオン、トランペットに西井夕紀子さん(FALSETTOS)、ドラムにあだち麗三郎さん(あだち麗三郎クワルテッット、片想い他)という豪華な布陣」

サツ「西井さんのトランペットがものすごくイカしてたよね!神保町試聴室のわりとこじんまりとした空間の中に広がっていくトランペットの音が沁みたねー」

バツ「西井さんのトランペット、アコーディオン、キーボード、ピアノというMC.Sirafuさん並みのリベロ的立ち位置が野田薫バンドに多彩な表情を与えていて素晴らしかったですね」

サツ「あと、伴瀬さんとあだちさんの片想いリズム隊コンビ。片想い以外でこのお二人がリズム隊で共演することはあまり無さそうなので、貴重な機会だったね」

バツ「片想いのときとはタイプの違う曲でお二人のリズム隊を聴けて良かったですよね。伴瀬さんのベースは、弾き方もフレーズもセンスがものすごくて、口あんぐりってなりますよね。片想いのときもそうですけど、ちょうどいい場所でちょうどいい塩梅のフレーズを奏でていて素敵なんですよね」

サツ「キノコも「かゆいところに手が届くベース」って絶賛していたよね」

バツ「あだちさんのドラムもすごく良かったー。あだちさんの歌やサックスと同じようにドラムも「しなやかさ」があって、そこがたまらない魅力だなと思います。あと、なんと言っても演奏しているときの顔がめちゃくちゃ「イイ顔」してるんですよ。見ている方まで幸せな気分になるあの「イイ顔」。ぼくがあの表情をできるようになるには、あと20年くらい必要です・・・」

サツ「演奏終わった直後には、野田さんの「The London EP」を即購入したよね」

バツ「今も、CD聴きながら、このブログ書いてますしね」

サツ「ここに「Letter 」のPVを貼っておくから、まずは3回、繰り返して観るように」


【PV】「Letter 」野田薫 Kaoru Noda - YouTube

バツ「その後は、Hara Kazutoshiさんバンド。大久保さんと岸田さんのリズム隊入りで観るのは、こないだの月刊ウォンブ!以来(その間に、阿佐ヶ谷rojiでの3人編成での演奏をはさむ)。wombでのハラさんのプロレスリングの似合わなさも最高でしたが、試聴室の空間にハラさんバンドの音がジワーっと染み渡るように広がって行くのがものすごく素敵でしたね。自分の観ている位置からは水谷さんが見えなかったんですが、クラリネットがイカしてました。あと、アンコールでの岸田さんのドラムがおいしいところを持って行ってましたね」

サツ「恥ずかしながら、今、ネットで見ていて気づいたんだけど、水谷さんってARTLESS NOTEのメンバーだったのね・・・」

バツ「ぼくも今気づいて、衝撃を受けてます。ARTLESS NOTE、一度しか観たことないんだけど、カッコいいなーって思ったんですよね。こういうところ、ちゃんと押さえてないからダメなんだよなー」

サツ「テストで点を取れないタイプ」

バツ「事前に知っていれば、水谷さんに声を掛けられてちゃんと話せたかもしれないですよね」

サツ「知ってても、うまく話しかけられないタイプでしょ、あなた」

バツ「それは全くもって否定できないですね。次は頑張ります!あとPENOのCDも買います!」

サツ「でも、大久保さんとはちょっとお話できたから良かったね」

バツ「今回、フレットレスを使ってみた甲斐がありましたよー」

サツ「あと、今回の「東京の演奏2013」のフライヤーはハラさんデザインだったね」

バツ「ものすごく素晴らしい絵でしたね。たぶん、次の日の野球大会*2のことばっかり考えていたのだろうなということがわかるナイスすぎる絵でした。ずっと記念に取っておきたいと思います」

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「東京の演奏2013」その9

サツ「というわけで、「東京の演奏2013」が終わったけど、どうだった?」

バツ「実は、今回、Sad But True Recordsが発足して初めてのライブだったので、物販とか頑張ってみようと思って、このブログを始めたり、中古レコードを売ったりと演奏以外のこともいろいろ試してみました」

サツ「中古レコードは、あまり売れなかったけど、楽しかったよね」

バツ「ま、もともとお金をもらう気はなくて、バフェットのCDを買ってくれたら、1枚プレゼントしたりとかしてましたからね。でも、ホント、楽しかった!レコード店をやるっていうのは自分の夢の1つなので、雰囲気だけでも味わえて良かったです。今度はもっとちゃんとやろうと思います。それから、今回、「東京の演奏2013」の主催者のこっちゃんさんの気配りと手際の良さを見て、感動しましたね。イベントってああやって仕切るんだなってのを学ばせていただきました。その意味でもたいへん貴重な経験になりました。感謝感激でございます!」

サツ「今回の件で思ったけど、いろいろやってみるってことは大事だよね」

バツ「見るまえに跳べ!ってヤツですね。」

サツ「オレの場合、やりたいことをなかなかできない体育座りの日々が結構長かったから、20代でできなかったことを30代になってやってるんだよね。まわりの人達より、ものすごく歩みは遅いけど、それでもやっていくことは大事なんだなと改めて思ったよ」

バツ「そうですね。ずっと長い期間バンドをできない時期があったからこそ、今、バンドをできていることをすごく幸せに感じてますし、今後もずっと続けて行きたいですね。お客さんが全然来てくれなくても、続けることが大事だなって思います」

サツ「ホントだよね。体育座りしていた頃の自分に、いずれ楽しいこともあるから大丈夫だよって言ってやりたいわ」

バツ「そうですよね。今回、バンドをできていなかった時期に作った謎の音源を「いやげもの*3として配ることができましたしね。いつ作ったのかも忘れたヒドい代物ですけど、もしかしたら面白がってくれる人がいるかもしれないと思って「いやげもの」としていろいろな人に押し付けました。もともとはMD*4に録音していた音源なんですが、それを今回CD-Rに焼きました」

サツ「とりあえず、あなたの絵心の無さが、すごいよね、アレ」

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絵心のなさ、ハンパない。

バツ「何はともあれ、「東京の演奏2013」に関わってくださった全ての方、どうもありがとうございました!きっと、この日のことは、これから、ふとしたときに思い出すことになると思います!ありがとうございました!!!!!今後とも宜しくお願いいたします!!!!!」

サツ「レーベルとしての次の目標は?」

バツ「やっぱり、ぼくとしては7インチを出したいですね。出せば出すほど、赤字になる代物らしいですけど、是非、一度はモノとして作ってみたいです。あと、ソノシート付きの本とか。それから、バフェット以外の音源も出したいです。自分が好きなバンドとかの廃盤になっている昔の音源の再発とかもしたいですね。こういうのは昔からの夢なので。夢とかいいながら、今まで直接的な行動はほとんどできていないので、少しずつでも歩みを進めて行きたいです」

サツ「今回、とりあえず手を動かすことの大事さを改めて知ったからね。あまちゃんでのユイちゃんの発言じゃないけどさ。ま、そういうレーベルの今後を考えるためには、今、キノコの家に山積みになっている『Goodbye, Icarus』の在庫を何とかしないといけないけどね!」

バツ「悲しいけど、ホントのこと!」

*1:山口の湯田温泉にある旅館で連日連夜開催されている女将によるスペクタクルショー。都築響一さんも注目し、DOMMUNEでも採り上げられたエンターテインメントの極北とのこと。

*2:「東京の演奏2013」の翌日に、とんちれこーど主催の野球大会が控えており、ハラさんも参加予定だった模様

*3:みうらじゅんさんが作った言葉。観光地で「誰がこんなもん買うわけ?」と思わせたり、贈られた相手が喜ぶどころか突き返されたりしそうな、もらっても全然うれしくない20世紀の愛すべき土産物の総称のことを言います

*4:懐かしすぎる時代の徒花、ミニディスク