いまさらの「あまロス」対策の巻

あまちゃんが終わり・・・

サツ「はい第26回です」

バツ「あまちゃん、終わっちゃいましたね。。。寂しい」

サツ「東京編になってから、ちゃんと観出したにわかファンのくせに」

バツ「いつファンになったかなんて、別に関係ないんですよ。今、好きでいることが大事なんです。今を生きるってやつですよ」

サツ「いつになくまともなこと言うね」

バツ「何にせよ、途中からしか観ていないぼくのような人間も惹きつけるだけの作品だったってことですよ、あまちゃんは」

サツ「で、きみも巷で言う「あまロス*1ってヤツなわけ?」

バツ「そうです。あまロスです。っていうことで、今日はあまロス対策のために海女ものをご紹介」

 

サツ「海女もの?」

バツ「海女が主人公になっている作品のことですよ」

サツ「あー、それってAVとかじゃないだろうね」

バツ「良くそんなもの知ってますね。しかも、海女ものって聞いて、最初に出てくるのがそれっていうのが残念な感じですね。もちろん、AVにも海女ものってのはあるみたいですけど、そんなのここで紹介しませんよ。そんなの観たことないし」

サツ「そっか。それは安心したよ。で、紹介するのは?」

「人魚伝説」

バツ「宮谷一彦さんの「人魚伝説」と、これを原作にした池田敏春監督の「人魚伝説」です」

http://instagram.com/p/fEBBVqI7Nn/Instagram

 サツ「これだって、バイオレンスとエロスがポイントになってる作品じゃないのよ!宮谷さんの方は劇画*2だよね」

バツ「そうですね。劇画になると思います。宮谷さんの絵は非常に肉感的です。この過剰な質感を出すためには、かなり緻密な作業が必要なんではないでしょうか?」

サツ「絵の圧が強いというか情念がこもっている感じがして、読む方にも体力を要求する作品という気がしてくるね」

バツ「そうなんですよ。絵だけでも圧が強いのに、話自体も濃ゆいので、読むとグッと疲れます」

サツ「映画版は?」

バツ「これがねー、こちらもかなりインパクトのある映画なんですよ。とりあえず、予告編を観ていただきましょうか」


「人魚伝説」(1984年)予告 Legend of the Mermaid (1984) - YouTube

サツ「予告編観るだけでスゴさは伝わってくるよね」

バツ「主演の白都真理さん、美人!」

サツ「で、あらすじは?」

バツ「まー、ざっくり言うと、海女が夫を殺した人間達に復讐するために殺人鬼と化すという作品*3ですね」

サツ「ホントにめちゃくちゃざっくりと説明しちゃたね。全くもって、あまちゃんと関係ないじゃん」

バツ「共通点は海女が主人公ってところだけですね」

サツ「それじゃ、あまロスを解消できないでしょ」

バツ「いやいや、この作品みたいな海女が殺人鬼に化すという作品を観ることで、トラウマを植え付け、あまロス状態を解消するというある意味ショック療法的なヤツを目指す感じです」

サツ「そういうのむしろ逆効果な気が・・・」

バツ「あと、この作品、海女の夫は原発利権に絡んだある事件に遭遇したことで消されるというストーリーなので、今、観るとより響くかもしれないですね」

サツ「なるほどねー」

バツ「劇画の方は単行本としては絶版なんですが、電子書籍版が出てます。興味がある方は是非」 

サツ「DVDは?」

バツ「DVDは残念ながら廃盤なんでレンタルで探して欲しいですね」

サツ「こういうマイナーな作品は1回プレスされるだけで再プレスされないことも多いからねー」

バツ「持ってないんで、是非、再プレスして欲しいです」 

サツ「で、「人魚伝説」のおかげで、きみのあまロスは解消されたの?」

バツ「あまちゃん終わってから、「人魚伝説」の劇画も映画も観てません!」

サツ「それじゃ対策の意味ないじゃん」

バツ「悲しいけど、ホントのこと!」 

*1:あまちゃんロス症候群」。あまちゃんが終わったことによって心にポッカリと穴があいたような気持ちになる状態のこと

*2:ウィキペディアによると「劇画とは絵とセリフでストーリーを描く表現技法で、日本の漫画の一分野である。現在、一般的にはデフォルメされた作画の漫画に対して、写実的な作画で青年向けのシリアスなストーリーを描くものを指して劇画と呼ぶことが多い」とのこと。ゴルゴ13みたいな絵のコミックをイメージしてもらえばいいと思います。

*3:この作品の内容について興味がある方は、こちらのブログを参照されると良いと思います。でも、読むと話の内容がほとんどわかってしまうので、読まずにDVDをレンタルしてもらった方がいいかも!