「Cadence and Cascade」 King Crimsonの巻(カジュアルプログレ宣言!その2)

プログレ5大バンド

サツ「はい、第33回です」

バツ「今回はカジュアルプログレ宣言の第2回です」

サツ「今日、採り上げるのは何?」

バツ「今日はちゃんとプログレ5大バンドに切り込みますよ!」

サツ「お、今回は王道から逃げないんだね。で、何よ」

バツ「まず、プログレ5大バンドから説明しないとですよね」

 

サツ「そだね。プログレ5大バンドってのは、プログレというジャンルの中の代表格と言われるイギリスの5つバンドのことを言うんだよね。その5つとは、Yes、King CrimsonPink Floyd、Emerson,Lake & Palmer(通称ELP)、Genesis。音楽好きの人は、どこかでこれら5つの名前を聞いたことはあるんじゃないかな?」

バツ「結構、いろいろなバンドに影響を与えたりしてるので、聞いたことがある人は多いんじゃないかと。あと、なんだかんだで、CMとかサンジャポとかで彼らの曲が流れることもあるので、曲名は知らなくても耳にしたことがあるという人は少なからずいると思います」

サツ「ちなみに、Genesisを抜いた4つで、プログレ4大バンドとかプログレ四天王とか呼ばれることもあります」

バツ「ぼくはGenesisが結構好きなんで、Genesisを抜いて4大バンドって形でくくるのは納得いかないんですけどね」

サツ「とりあえず、プログレ好きの中ではこの5大バンドの中でどれが好きかというのを決めるのは永遠の課題になってるよね」

バツ「そうなんですよ。どのバンドも非常に個性的で、全くサウンドが違うんですけど、その中でどれが自分の好みに合っているのかを考えるのかが意外と難しいんですよ」

サツ「わかる、わかる。オレなんか、病院の待ち時間みたいな手持ち無沙汰な時間には、今の自分的には5大バンドの順位を付けるとしたら、どうなるかってのを良く考えるからね」

バツ「ぼくの場合は、ELPは最下位で固定してるんですが、あとの4つについては、その日の気分で順位がコロコロ変わるんですよ」

サツ「とりあえず、5大バンドの順位を付けるという話題だけで、ゴハン3杯くらいはイケちゃうもんねー」

バツ「そんな5大バンドなんですが、やっぱりプログレへの入口としては避けては通れないバンド達だと思うので、それぞれ曲を1曲ずつ紹介しておきましょうかね」

サツ「まぁ、5大バンドについて語り出したら長くなっちゃって本題に入れないから、今日は1曲ずつ紹介するってのにとどめておこうね」

バツ「そうですね。今後、5大バンドについては、何度も触れて行くと思うので、徐々にいろいろ紹介できると思いますしね」

YES

サツ「では、まずはYES(イエス)かな」

バツ「はい、YESについては、「Roundabout」を」


Yes - Roundabout - YouTube

サツ「この曲は「ジョジョの奇妙な冒険」のアニメのエンディングテーマで使われたみたいだから、聴いたことがある人も多いんじゃないかな」

バツ「Yesは他にももっといい曲がたくさんあるんですが、まあ、代表曲と言われているので、これを挙げておきます」

サツ「出た、そういうめんどくさい感じ。プログレファンに多い、余計な一言を言いたいタイプ」

King Crimson

バツ「次は、King Crimsonキング・クリムゾン)で「21st Century Schizoid Man」(21世紀の精神異常者)です」


21st Century Schizoid Man - King Crimson [HQ ...

サツ「この曲は、クリムゾンの記念すべきファーストアルバムの1曲目なんだよね。このファーストは、ビートルズのラストアルバム「アビー・ロード」をチャートの1位から引きずりおろしたアルバムと言われていてプログレの時代の幕開けを告げた記念碑的なアルバムと言われているよね」

バツ「ただ、本当に「アビーロード」をトップから引きずりおろしたかどうかについては諸説あるんですけどね。ただ、エポックメイキングなアルバムであることはたしかです」

サツ「この曲もいろんなところで良く使われるから、知っている人は多いだろうね」

PInk Floyd

バツ「じゃあ、お次はPink Floydピンク・フロイド)で、「Echoes」です。下の動画は「ライブ・アット・ポンペイ」というビデオ作品の映像。「Echoes」は初期のフロイドの代表曲の1つですね。とりあえず、25分近くあるので、めげずに聴いていただきたいです」


Pink Floyd - Echoes / Live at Pompeii ( full ...

サツ「ポンペイで客を入れずにライブの映像を撮るって、この当時はなかなか考えない試みだよね。すごくカッコいい。こういうところもプログレの面目躍如ってところかなー」

バツ「ポンペイなんて、火山の噴火で埋もれてなくなった都市、ってなくらいの知識しないないでしたからねー。この映像にしびれましたね」

サツ「きみは高校の美術の先生にビデオにダビングしてもらって、この映像を初めて観たんでしょ」

バツ「そうなんですよ。すごくいい先生でした。あの先生のおかげで、プログレという茨の道を突き進むことになったと言っても過言ではないですからね」

サツ「その先生も罪作りだねー」

バツ「まぁ、でも、高校のときに周りにプログレなんて聴く同級生は居なかったんで、プログレの話をしてくれるその先生は本当に貴重な存在でしたね。先生、お元気にしてるだろうかと今でもたまに思い出しますね」

Emerson, Lake & Palmer

サツ「次はELPだね」

バツ「ELPについては、この曲を」


Tarkus - Emerson, Lake & Palmer [1971] (HD ...

サツ「これも聞き覚えがある人は多いんじゃないかな?」

バツ「昨年の大河ドラマ平清盛』で、この曲のオーケストラ・バージョンが使われていたみたいですからね。ぼく、観てなかったんで、どういうふうに使われていたのかとか全然知りませんが」

サツ「この曲も21分近くあるんだよね。とにかく、プログレは長い曲が多いから、聴く方もたいへんだよね」

Genesis

バツ「それでは、最後にGenesis(ジェネシス)の「Watcher of the Skies」を」


Genesis - Watcher of the Skies - YouTube

サツ「最初のメロトロンによる長いイントロから、全員で必死に頑張る変拍子リフに入るところの高揚感とか素晴らしいよね」

バツ「この曲はGenesisの初期の名曲です。ジェネシスと言えば、その初代ボーカリストであるピーター・ガブリエルの来日公演が、ぼくが人生で初めて体験した女のコとのデート(のようなもの)なんですよ」

サツ「興味持てないけど、どうせ、いずれ殺伐ジャーナルのネタにするんでしょ」

バツ「読者からのリクエストがあったら、書きますよ」

サツ「アクセス数6を誇るブログに読者からのリクエストなんて届かないでしょ」

「Cadence and CascadeKing Crimson

バツ「そんなこんなでとりあえず、5大バンドについて1曲ずつ紹介したので、本題に入って行こうと思います。今回、カジュアルプログレとして採り上げるのは、King Crimsonです」

サツ「5大バンドの中でも一番、ハードコアでアヴァンギャルドと言っても過言ではないクリムゾンに、カジュアルプログレなんてあるの?」

バツ「たしかに、デビューから40年以上経った今でも、「Red」というアルバムをネタにした24枚組のボックスを発売するなどの鍛錬を強いるハードコア・スパルタ・バンドなクリムゾンですが、彼らにも口当たりのやわらかい曲は結構存在するんですよ。そんな中でも、フォーキーでモナレコードあたりで掛かってても違和感のない曲をご紹介します」


King Crimson - Cadence And Cascade (HQ) - YouTube

サツ「これは、クリムゾンのセカンド「IN THE WAKE OF POSEIDON」(ポセイドンのめざめ)に入っている名曲だね」

バツ「この曲なら、女のコが部屋でロイヤルミルクティーなんか飲みながら、ブルーベリーマフィンを頬張りつつ聴いてても絵になる感じでしょ?そんなカジュアル感あるでしょ?」

サツ「そんなふうな同意を求められても困るけど、ゴードン・ハスケルの歌声がとてもマッチしていていいよね」

バツ「ゴードン・ハスケルは、ファーストでボーカルを務めていたグレッグ・レイク*1の後釜としてクリムゾンのボーカリストになるんですが、リーダーのフリップに冷たくされて、サードの録音後にすぐに脱退してしまいます」

サツ「こんなにいい歌声を残したのに、ギャラもちゃんと支払われなかったなんて噂もあるよね。そんなことを考えながら聴くとますます叙情的な曲に聴こえてくるね」

バツ「悲しいけど、ホントのこと!」

*1:脱退後にEmerson,Lake & Palmerを結成