「Whole New World」It Bitesの巻(カジュアルプログレ宣言!その3)

「Whole New World」It Bites

サツ「はい、第41回です」

バツ「今回は、カジュアルプログレ宣言!の第3回目です」
サツ「カジュアルプログレ、全く定着する気配がないし、良くわからんのだけど、まー、頑張ってください」
バツ「カジュアルプログレ、略してー、カジュグレ~!ということでお送りいたします!」
サツ「「ごきげんよう」の小堺一機風に略しても伝わらないよ」
バツ「あ、この略し方、ぼくが考えたわけではないですからね。友人のGくんが考えたんですからね」
サツ「そんなこと、どうでもいいよ。で、今回は何を採り上げるの?」
バツ「今回採り上げるのは、イギリスのプログレッシブロックバンド「It Bites」(イット・バイツ)です」

 

サツ「あー、きみがものすごく大好きなIt Bitesを、3回目にして、もう採り上げちゃうんだね」
バツ「はい、中学生のときに、伊藤政則さんのラジオで聴いてから、ずっと虜になったIt Bitesを採り上げてしまいます!このバンドはカジュグレの宝庫なので、今後も何度か採り上げてしまうかもしれません!というか、たぶん、次回もIt Bitesです!」
サツ「まー、誰もIt Bitesのことなんか気にしてないだろうけど、どうぞ」
バツ「It Bitesは82年にイギリスで結成された4人組のバンドで、編成はギター&ヴォーカル、ベース、ドラム、キーボードの4人編成です」
サツ「4人とも、割とルックスが良かったから、アイドル的な人気があったみたいだよね」
バツ「そうですね。キーボードのジョン・ベックなんかは、黒髪でお化粧もしていて、パッと見、ヴィジュアル系のバンドのメンバーみたいなルックスの時代もありました。それと好対照にギター&ヴォーカルのフランシス・ダナリーはブロンドでワイルドなイメージ。そんなことも手伝ってか、アイドル的な人気があって、ここ日本でもファンクラブができるほどでした」
サツ「イギリス本国では、86年に発売された2ndシングルの「Calling All The Heroes」がトップチャートの6位まで登りつめるというスマッシュヒットするんだよね。プログレが全盛だったのは70年代前半までで、80年代はダサい音楽の代名詞とされていたから、プログレに影響の受けたIt Bitesがこういったスマッシュヒットを放ったことは、プログレファンに希望の光を与えただろうね」

https://itunes.apple.com/jp/album/calling-all-the-heroes/id17427712?i=17427648&=&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog

バツ「その頃は、まだIt Bitesを聴いていなかったので、当時の状況はよくわからないです。ただ、この曲を聴いてもらえばわかるように、ちょっと変な感じはあるけど、親しみやすいポップソングなので、プログレという意識で聴かれていたかどうかは疑問ですね」
サツ「まぁ、たしかに。いわゆるプログレっぽさは、あまりないよね。特に「Calling All The Heroes」も入っている1stアルバム『Big Lad In The Windmill』は、プログレ臭が強くないね

バツ「そこが逆にカジュアルプログレ感を出している部分なので、きっとプログレが苦手な方も聴いていただけるんじゃないかと思ってます」
サツ「で、今回採り上げる曲は?」
バツ「今回は、1stアルバムの中でも飛び切りポップで素晴らしい「Whole New World」です」  
Whole New World

Whole New World

  • It Bites
  • Rock
  • ¥250

サツ「なんか変拍子とかも使っていないし、プログレ感のないポップスだね」

バツ「そうなんです。それと、80年代っぽいブラスアレンジやきらびやかなキーボードの音。全くプログレっぽさがないです」

サツ「しかし、きみって結構こういう曲好きだよね」

バツ「そうなんですよ。プログレ、プログレとか言ってるわりに、こういう素直なポップソングが好きだったりします。でも、直球すぎるのは苦手で。It Bitesはそこらへんちょうどいい塩梅なんですよ」

サツ「なんか、メンドクサイね。そのさじ加減」

バツ「良く言われます♪」

サツ「全くもって褒めてないよ」

バツ「で、この「Whole New World」なんですが、フランシス・ダナリーが2009年に出した『THERE'S WHOLE NEW WORLD OUT THERE』というアルバムでセルフ・カバーしています」

サツ「かなり落ち着いた感じになってるけど、これはこれでいいね」

バツ「メロディがいい曲だから、どんなアレンジになってもいい感じになるんだと思います」

サツ「ただ、やっぱり、オリジナルの方がいいよね。セルフカバー版は、無駄に8分以上に長さを引き伸ばしてる感じだし。プログレでもないのにさ」

バツ「悲しいけど、ホントのこと!」