「Turn Me Loose」It Bitesの巻(カジュアルプログレ宣言!その4)

 「Turn Me Loose」It Bites

サツ「はい、第43回です」

バツ「お待たせしました!カジュアルプログレ宣言!略して〜?」

サツ「・・・」

バツ「カジュグレ〜♪ということで、始まりましたカジュアルプログレ宣言!カジュグレって、グミとかの商品の名前でありそうですよね。グミを出してる食品会社の皆さん、殺伐ジャーナルとコラボしてみませんか?カジュアルプログレを楽しめるグミみたいな商品で♪」

サツ「言ってることがプログレッシブすぎて全く理解できないので、早く始めてください」

バツ「では、前回も予告したように今回もIt Bitesです。つーか、これから数回は続く勢いですよ。はっきり言って、カジュグレバンドの筆頭格だと思ってますからね、殺伐ジャーナル的に」

サツ「そうですか。そこらへんはどうでもいいです。で、今日はどの曲を?」

 

バツ「今回も1stの中から1曲。「Turn Me Loose」です」

サツ「前回のブログの後に、こっちの曲を紹介すれば良かったとつぶやいていたヤツだね」

バツ 「そうなんです。「Whole New World」はホントに大好きな曲なんですけど、やっぱりわかりやすいプログレ感がなかったので、逆にカジュグレ度が伝わりにくいかなと思いまして」

サツ「どちらにしろ、カジュグレ度ってのを理解しているのは、君だけだから大勢に影響はないよ」

バツ「で、「Turn Me Loose」に関しては上記のライブ映像を観てもらえばわかると思うのですが、すごくポップなメロディの中に途中で凝ったリズムと変拍子が挿入されたり、フランシス・ダナリーの無駄に流麗なギターパートが入ったりとか、この雑多かつどうしてこういう展開にするのってところが非常にカジュグレ感があって素晴らしいと思うんです」

サツ「たしかに、なんかすごくポップでいい曲なのに、な〜んか変って感じがするところはプログレ感あるよね」

バツ「途中のフランシスの笑いとか完全にヤバい人な感じがしますしね。ルックスいいけど、変わった人達なんだろうなって気がしてきますよね」

サツ「まー、たしかに」

バツ「あと、フランシスなんですけど、観てもらえばわかるようにギターの位置がめっちゃ高いw」

サツ「たしかに!バランス悪いよね」

バツ「言ってしまえば、ギターのストラップについては、どれだけ下げて弾くかというのが、いわゆるロックギタリストの美学的なところがありますからね。それと真っ向から反対するようなこのストラップの位置の高さ!ある意味、逆にロックだと思いますよ!パンクだと思いますよ!」

サツ「ま、そういうのは、どうでもいいけど。ああいうテクニカルなプレイをするためにはギターの位置が高い必要があったんだろうね」

バツ「それもあるでしょうね。フランシスは、ギタリストとしては、アラン・ホールズワース*1あたりの影響を受けているみたいで、かなり流麗かつ個性的なプレイをします」

サツ「フランシスは、スクワイア(フェンダーの廉価版メーカー)のストラトとかフェルナンデスのギターとかを使ってるんだよね。どちらも数万円で買えるリーズナブルなギターなので、本人はそんなに機材のこだわりはないみたいだね。でも一聴してフランシスのギターだとわかるような特徴的な音を出してるのがすごいよね」

バツ「なんだかんだで、結局は弾いてる人のピッキングとかが楽器の音色に一番影響を与えるみたいですからね。ぼくが結構悪くない機材を使っているのに、いまいちいい音が出てないのは結局のところ自分が下手なせいですからね」

サツ「悲しいけど、ホントのこと!」

*1:Soft Machine、U.K.、Gongを始めとする数々の名バンドを渡り歩いたイギリス人のギタリストで後続のギタリストに与えた影響ははかりしれない人です。その影響力の大きさの割には、本人は経済的にはあまり恵まれていないイメージがあるので、人生とは難しいものだなと思ってしまいます。そんな経済的に恵まれない状況の中で82年に作られた自主制作アルバム「i.o.u.」(←「借用証書」の意味。泣ける!)は、後世に語り継いで行きたい名盤なのでございます!どんな逆境にあっても自分のやりたいことをやろうとする姿は見習って行きたいです