スケバン刑事は何代目が好きか問題の巻

スケバン刑事

サツ「はい、第46回です」

バツ「今日は長年の問題に決着をつけたいと思います」

サツ「長年の問題って何よ?」

バツ「そりゃ、あれですよ!スケバン刑事は何代目が好みかですよ!今回はこのホットな問題について決着をつけたいと思います」

サツ「何その中学生みたいな話題。しかも、今の中学生はスケバン刑事なんて知らないだろうし」

バツ「スケバン刑事というのは、もともと和田慎二さん原作の漫画で、その名のとおり、スケバンの女子高生が何の因果か警察に丸め込まれて刑事となって悪と戦うっていうストーリーです」

サツ「警察に丸め込まれてって、言い方悪いなー。ま、実際そういう描かれ方だけどね」

バツ「そんなスケバン刑事なんですが、80年代にテレビシリーズが3作作られ、関連して映画も制作されています。テレビシリーズも映画も、東映が制作を手掛けています。脚本に橋本以蔵さんみたいな異才が参加していてものすごいです。70年代の東映の不良性感度路線の映画のエキスをテレビ用に希釈してアイドルドラマとしてうまくソフトランディングさせた今後も語り継がれて欲しい名テレビシリーズだと思います」

 

初代 斉藤由貴

サツ「まず、テレビシリーズの第1作目の主演は斉藤由貴さんだね」

バツ「この第1作は、1985年の4月からフジテレビ系列で19時30分から30分枠で放送されていました。ぼくはこの第1作については、リアルタイムで観てはいないので、当時の記憶は正直言うと、あまりないんです」

サツ「斉藤由貴さんは、スケバン刑事が始まる直前の1985年2月に超名曲「卒業」(作詞:松本隆、作曲:筒美京平)でデビューしてるんだよね」


斉藤由貴 - 卒業 - YouTube

バツ「「卒業」というタイトルの曲は、数々の名曲がありますけど、斉藤さんのこの曲も、卒業シーズンになると必ず一度は耳にする名曲ですよね。制服の胸のボタンを下級生達からねだられたことなどないぼくですが、斉藤さんの透き通った歌声で歌われる歌詞が映し出す情景に身をゆだねると、なんだか自分の学生時代が美しく見えてくるから不思議です」

サツ「そういう発言ばっかりしてると、学生時代にツラい思い出しかなかったのかと思われるから止めておきなよ。ま、何にせよ、この曲の斉藤由貴さんの透明感は本当にすごい。それと、スケバン刑事でのスケバン役とのギャップは、当時、どういうふうに受け取られていたのかねー」

バツ「そこらへんは、ちょっとわからないんですよね。ま、斉藤さんみたいなある意味清純な感じのコがスケバン役をやるってところが、スケバン刑事が人気を博した理由の1つだと思いますけどね」

サツ「斉藤さんといえば、最近発売された『80年代アイドルカルチャーガイド』の表紙の写真がものすごく素敵すぎるんだよ!こんなコが同級生に居たら、絶対に恋に落ちるね」

80年代アイドル カルチャー ガイド (洋泉社MOOK)

バツ「これは間違いないですね。いやー、この写真は素晴らしいですね!この写真を表紙にした人と握手したいです!」

サツ「で、スケバン刑事に戻って、斉藤さん演じる主人公麻宮サキの設定についてウィキペディアから引用してみようかね」

本作の主人公。ドラマ版では敵の目の前にヨーヨーを投げた後、組み込まれている桜の代紋(旭日章)を見せて「鷹ノ羽学園2年B組麻宮サキ。またの名は“スケバン刑事”」で始まる名乗りの啖呵を切り、次回予告では後半部分を用いた「てめえら、許さねぇ!」で締める。これらのシークエンスは、のちの作品にも受け継がれた。

関東北少年院に送られていた時、少年院を訪れた暗闇指令と神恭一郎から、一度だけ特命を受け、刑事となる事を引き受ける。その後、追い出されていた鷹ノ羽学園に舞い戻りサキの父である夫・俊也殺しの罪を着せられた母親ナツの死刑の無期延期を条件に以後スケバン刑事となった。武器は桜の代紋が入った特殊合金のヨーヨー。左利きである理由は、少年院での仲間のリンチにあい、右手の骨を潰された事が原因である。カワサキ・GPZ250に搭乗している。

時には別の学校に転校しながら指令遂行を全うしていたが、中盤より海槌家の陰謀に巻き込まれ、海槌三姉妹および海槌家当主である剛三と戦いを繰り広げられることとなる。

バツ「初代スケバン刑事は、結構設定が変更されていますけど、漫画原作の第1部を基本的にはベースにしていますね」

二代目 南野陽子

サツ「で、テレビシリーズ第2作目の主演は南野陽子さん。第2作目は、第1作目の放送の直後、1985年11月から放映されたね」

バツ「この第2作目に関しては、ぼくもリアルタイムで観てるんですよね。たしか小学4年生くらいのはず。ナンノ(南野陽子)さん演じる五代陽子が二代目麻宮サキとして活躍する物語です」

サツ「これ、五代陽子というのも実は仮名で本名は早乙女志織という、もうなんだかややこしい設定なんだよね」

バツ「あと二代目に関しては、もっとややこしい設定があって、ナンノは、顔を見られると命を狙われるという理由で小さい頃に母親から鉄仮面を被せられて、17歳頃まで一度も外すことなく暮らしてきたっていうことになってるんですよね。鉄仮面を被って、小、中、高と通学していたというものすごい設定。しかも、鉄仮面は、北斗の拳ジャギが着けているようななかなかにハイセンスでハードコアな鉄仮面。小さいコがこんな仮面をしていたら、首が座らなくて、成長に重大な影響がありそうですよね」

サツ「そこらへんのこともあって、このドラマの放映当時から視聴者からのツッコミがあったみたいだね。またウィキペディアから引用してみよう」

視聴者からは「じゃ10年ぐらい顔も髪の毛も洗ったことがないのか、それであんなキレイな顔・髪の毛に成長するわけない」と指摘されることも多く、放送当時の『週刊少年ジャンプ』の読者投稿コーナー『ジャンプ放送局』などでもネタにされた。製作側は「それではヴィジュアル的にまずいだろう」と判断し、初めて鉄仮面を外されるシーンを撮影したとのこと。

バツ「ジャンプ放送局ってのが時代を感じさせますね。今だったら、twitterあたりでツッコミが入れられるんでしょうね。とりあえず、ぼく的には、鉄仮面という設定がものすごく衝撃的で、当時、鉄仮面を被った少女時代のナンノが自分の夢に出てきて夜うなされるということがあったと記憶してますね。あと、初めて年上の女の人のことをいいなと意識しだしたのがナンノでしたね」

サツ「そういう情報、ホント、どうでもいいから。ナンノといえば、斉藤さん同様、これまたいい曲をたくさん歌っているよね。二階堂和美さんによるカバーでも有名な「話しかけたかった」とか」


南野陽子 【話しかけたかった】 - YouTube

バツ「あと、「はいからさんが通る」とか「吐息でネット」とか。ここらへんが発売された87年頃は、ナンノの人気が絶頂で、ずっとオリコンで1位を連続して取っていましたね。正直言うと、個人的には「はいからさんが通る」あたりのかわいいイメージよりも、やっぱりスケバン刑事のときのナンノの方が好きですけどね」

サツ「そんなナンノだけど、90年には事務所の倒産問題とかいろいろあったらしく、「へんなの!!」というなかなかのぶっとんだ曲も出してるんだよね」


へんなの!!/南野陽子 - YouTube

バツ「この曲は「吐息でネット」と作曲者が同じで柴矢俊彦さん。柴矢さんは、元ジューシィ・フルーツのギタリストです。ジューシィ・フルーツは、Perfumeもカバーした「ジェニーはご機嫌ななめ」のヒットでも知られてるね。柴矢さんは、Perfumeが所属するアミューズの新人育成も行っているみたいだから、その縁でPerfumeが「へんなの!!」をカバーすることになったら面白いですよね。って、それはないか・・・

サツ「それにしても「へんなの!!」のコンセプトは全く良くわからないけど、このPVを観ると、こういうこともちゃんとやるナンノって素敵だなーって思うよね

バツ「ホント、ぼくもそう思いますね。で、スケバン刑事なんですが、初代の斉藤さんは孤軍奮闘していたんですが、二代目は吉沢秋絵さんと相楽ハル子さんという2人の仲間を得ます」

サツ「スケバン刑事は、代々、ヨーヨーが武器なんだけど、吉沢さんは袱紗と琴の爪、相楽さんはビー玉(通称:ビー玉のお京)という何とも言えないアイデア武器を駆使していて素晴らしいよね。袱紗なんて、ご祝儀袋を包むときくらいしか使わんでしょ!」

バツ「ビー玉のお京っていうアダ名もなかなかのパンチが効いていていいですよね。「ハダカの美奈子」並みにインパクトありますよね」

サツ「全然、関係ない・・・。「ハダカの美奈子」って使いたいだけでしょ」

バツ「あと、二代目といえば、土佐弁の決め台詞「おまんら、許さんぜよ」ですね。女のコの方言の魅力といい、「おまんら」の放送コードギリギリ感といい、素晴らしい決め台詞でございます。アホな小学生だった私は、ことあるごとにこの決め台詞を多用していたことを思い出します。いい思い出です」

三代目 浅香唯

サツ「で、テレビシリーズの第3作目の主演は浅香唯さん。第3作目は、第2作目の後、1986年10月から放映されました」

バツ「第3作目は、原作との共通点がほぼなくなって、オリジナルの展開になります。で、浅香さん演じる三代目麻宮サキとなる風間唯は、三姉妹の三女。長女は、大西結花さんが演じていて武器は金属製の折鶴(通称:折鶴の結花)。次女は、中村由真さんが演じていて武器はリリアン棒と糸(通称:リリアンの由真)。第2作目の3人の仲間という設定が三姉妹という設定に受け継がれているようです。折鶴の結花というアダ名も、リリアンの由真というアダ名も、なかなかのパンチが効いていていいですよね。「ハダカの美奈子」並みにインパクトありますよね」

サツ「「ハダカの美奈子」は、もういいから。風間三姉妹は忍者という設定になっていて、ところどころ忍者っぽい設定が出てくるんだよね」

バツ「第3作目も、ぼくは大好きで観ていて、当時発売されたスケバン刑事のボードゲームをお小遣いを貯めて購入するという事態にまで発展します」

サツ「ボードゲーム!そんなものまで買うようになるとは。なかなかにイタイねー」

バツ「でも、後悔はしていません!」

サツ「で、浅香唯さんも、斉藤さん、ナンノ同様、アイドルとして人気が出て行きます。彼女の歌では、「C-Girl」とか「セシル」とかすごく売れたよね」

バツ「そうですね。ぼくも良く聴いてました。斉藤さんやナンノに比べると歌唱に若干難ありで、今、改めて聴こうという気には正直あまりなりませんけどね。それよりも、元さくら学院武藤彩未ちゃんが最近「セシル」をカバーしていて、こちらが素晴らしいんですよ」

サツ「きみ、今のアイドル、全然興味ないけど、なぜかさくら学院だけは、ちょいちょい推してくるよね」

バツ「いやー、いい曲多いんですもん。あと、かわいいコが多い」

サツ「30代後半のオッサンが小中学生で構成されるさくら学院を可愛いとか言うの場所とか選んだ方がいいと思うよ」

バツ「ま、それは置いておいて、スケバン刑事ですが、第3作目まででテレビシリーズは終わりになります。で、二代目と三代目については、映画も公開されているんです」

ラピュタ阿佐ヶ谷

サツ「その二代目、三代目の映画が、来月、久々にスクリーンで上映されるんだよね」

バツ「そうなんです。我らが阿佐ヶ谷ラピュタのレイトショー「THE スケバン刑事 美少女激闘伝説」です。12月12日から27日まで連日21時から上映されるみたいです。スクリーンで観られる機会なんて滅多にないから行きたいですね」

サツ「で、その後、阿佐ヶ谷rojiで一杯飲んで帰るなんて感じの流れにしたら、もう最高の阿佐ヶ谷気分だね」

バツ「ですです!とりあえず、興味のある方は、下の映像でスケバン刑事の雰囲気を掴んでもらって、是非是非劇場に足を運んでみてくださいな」

斉藤由貴 南野陽子 浅香唯 特別篇 - YouTube

 

スケバン刑事(プレビュー) - YouTube

スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲(プレビュー) - YouTube

サツ「で、きみのスケバン刑事は何代目が好きか問題ってヤツの結論は出たの?」

バツ「いやー、スケバン刑事を観てから25年以上経つわけですが、未だに結論が出ないので、たぶん、このまま結論は出ないと思います」

サツ「それじゃ、このブログの意味、全くないじゃん」

バツ「このブログに意味がないことなんて、いつもどおりのことですよ」

サツ「悲しいけど、ホントのこと!」