私的中学生日記その11の巻

花粉症の季節

サツ「はい、第58回です」

バツ「今回は、久々の中学生日記です」

サツ「なんだかんだで中学生日記が一番評判いいもんね」

バツ「ご意見番のサダオたんにも中学生日記に特化した方がいいと言われていますしね」

サツ「で、今回は?」

バツ「今回は3月ということで、こちらの話題。91年3月5日の日記です」

http://instagram.com/p/l7i4srI7HR/

1991年3月5日

 

サツ「また、91年の日記なの?」

バツ「残念ながら、現在手元にあるのが91年のものしかないんですよ。ま、でも採り上げていないものはまだまだありますから許してください」

サツ「91年3月ということは君は中2でこれから中3に上がるところだ」

バツ「そうなりますね。今まで採り上げて来た日記より時系列的には前になりますので、あしからず」

サツ「ま、そこらへんはどうでもいいんだけど。で、日記だけど、花粉症になったのっていつからなの?」

バツ「ぼくは90年の春からですねー。Prefab Sproutの『Jordan: The Comeback』が発売された年です」

サツ「それ、全然関係ないじゃん。でも、90年の頃なんて花粉症はまだまだメジャーじゃなかったでしょ」

バツ「そうでしたね。たぶん、クラスで1人。花粉症が発症した年は当初何の症状か良くわからなくて、薬局でとりあえず目薬を買ってつけたんですが、それがまずかった」

サツ「どうなったの?」

バツ「目のまわりがパンダみたいに黒くなってしまったんですよ。これはヤバイってことで医者に行ったら、花粉症だとの診断。テキトーに目薬買ってしてちゃダメだって怒られましたね」

サツ「そりゃそうだよ」

バツ「で、そもそもクラスで花粉症がぼく1人くらいだったことと、症状がひどかったこともあり、周りからはかなりおもしろがられましたね」

サツ「それがからかわれたってくじけないっていう文章につながるわけだね」

バツ「そうなんですよ。エモいでしょ」

サツ「なかなかに切ない。あと、「ふはははははは」っていうフレーズ。連発するね」

バツ「現実に笑えないことをせめて日記の中では笑い飛ばそうとしているんですね」

サツ「それこそエモすぎるね」

女子からのプレゼント

バツ「でも、実は良いこともありまして」

サツ「何よ?」

バツ「可愛い女の子からティッシュをもらう機会が増えたっていうことです。つらそうにしているぼくを見て、同情してティッシュをくれるんですよ。最終的にはボックスを持ってきてくれる優しい女の子も居ました」

サツ「ボックスティッシュまで持ってくるって、それ、からかわれてるんじゃないの?」

バツ「そんなことないですよ!おかげで、バレンタインには全くチョコをもらえなかったぼくですが、ティッシュは誰よりももらいましたからね。しかも、ホワイトデーみたいな行事はないので、お返しもいらなくて経済的!」

サツ「それこそ聞いてて、エモくなってきた。。。ちょっと話題変えようか。花粉症になるのが早かったみたいだけど、他にもアレルギーとかあったの?」

バツ「いや、それが全然なくて。健康優良不良少年でしたからねー。両親もアレルギーとかないみたいですし」

サツ「不良ってのはウソでしょ。学生だと花粉症の時期って、テストや受験の時期に重なるからたいへんだったでしょー」

バツ「そうなんですよ。はっきり言ってハンデをつけてほしい気分でしたよ。全然勉強に集中できないし。おかげで症状を和らげるためにいろいろな治療を試しましたよ」

サツ「へー、どんなヤツ?」

バツ「変わったところだと、注射とかレーザー治療ですかね。注射は、正直言って何を注射されているのか良くわからないんですけど、花粉を注射して抗体を作るという話だったようなそうでないような」

サツ「そういうの理解せずに注射を受けるなんてヒドいね」

レーザー治療

バツ「そこらへんテキトーなもんで。で、レーザー治療。これがホントにヒドい」

サツ「どんな治療なの?」

バツ「鼻の奥に細長い棒状のカメラとレーザーを入れて鼻の奥の皮膚を焼いて行くんですよ」

サツ「何それ。痛いの?」

バツ「一応、鼻の奥に部分麻酔をするんでレーザーの照射自体は痛くないはずなんです。でも、医者は右手にレーザー、左手にカメラを持ちながら、それをグリグリ動かすんですよ。で、それによって鼻の穴を強引に広げられるんで、それが痛い。あと、レーザーで肉を焼くので肉が焦げる匂いがするんです。これがキツい!」

サツ「しかも、それが鼻の中でダイレクトに匂うわけだもんね」

バツ「そうなんですよ。部分麻酔してるはずなのに、そこらへんは鮮明に伝わってくるんで辛かったです。しかも、治療後、1、2週間は鼻から血の混じったカサブタみたいなものが出てくる、出てくる」

サツ「うわー、イヤだなー、それ。で、その治療は鼻の奥を焼いてどうしたいのよ?」

バツ「鼻の奥を焼くことで花粉に反応させなくするってことらしいですよ」

サツ「何それ、新しいのか原始的なのかわからないなその感じ」

バツ「レーザーってところは新しいんですけど、鼻を焼いて物理的に鼻の反応を鈍くするってところは原始的っぽい雰囲気がビシビシ伝わってきますよね」

サツ「で、その治療には効果があるの?」

バツ「治療の効果には個人差があるみたいで、1シーズンで効果が切れる人もいれば、7シーズンくらい保つ人もいるらしいです」

サツ「何よ、そのマユツバ感」

バツ「しかも、ヒドいのがレーザー治療をしたとしても、その後も、飲み薬は継続して飲まないといけないんですよ」

サツ「あらま。で、きみの場合は、レーザー治療の効果があったの?」

バツ「薬も併用してたんで、レーザー治療の効果があったのかなかったのか良くわかりませんでした。そのくせ1回1万円くらい掛かるという・・・」

サツ「意味がなさすぎる!」

バツ「悲しいけど、ホントのこと!」