1000円(税抜)以下レコードの巻(2)

The Four Seasons『Who Loves You』→100円

サツ「はい、第61回です」

バツ「今回も1000円以下レコードです」

サツ「はいはい、どうせ今回も100円市の戦利品の紹介でしょ」

バツ「ご名答ということで、まずはフォー・シーズンズの75年作」

サツ「フォー・シーズンズというと60年代のコーラスグループのイメージが強いから75年の作品だと、ちょっとトウが立ったなというイメージがあるけど、どうなの?」

バツ「たしかにフォー・シーズンズの全盛期は60年代というイメージですけど、75年の本作もミリオンセールスをおさめていて、きちんと売れていたみたいですね。聴いてみると、アコースティックの清涼感ある響きとディスコ時代への突入を予感させるサウンドとが絶妙に交じり合った素晴らしいポップアルバムだと思います。フランキー・ヴァリ以外がリードを務める曲も多くて、60年代のフォー・シーズンズのイメージとはだいぶ違いますけど、かなり好きです」

サツ「そうなんだねー。ジャケットを見る限り全然良くなさそうなんだけどね」

  

Who Loves You

Who Loves You

 

 

バツ「 たしかに。どうしてこういうジャケットになったのか全くわかりませんが、こういう暗いイメージな感じでは全然ないですね」

Mel Tormé & George Shearing 『An Evening At Charlie's』→100円

サツ「じゃあ、次は」

バツ「続いては、メル・トーメとジョージ・シェアリングの連名によるライブアルバムです。発売は84年」

サツ「ベテランシンガーとベテランピアニストによる共演か。編成はメルがボーカル、シェアリングがピアノで、あとはベースとドラムという感じなんだね」

バツ「レパートリーについてはコール・ポーターホレス・シルヴァーのカバーから2人の自作曲までバラエティに富んでます。ボブ・ドロー&デイブ・フリッシュバーグの「I'm Hip」もやってますね」

サツ「84年といったら、こちらも2人もトウが立った年齢ではあると思うけど、どうなの?」

バツ「いやいやいや、円熟味が増した完成度の高いエンターテインメントという感じで面白いですよ。これが100円で買えるなんて驚きですよ」

サツ「なるほどね。今回は、トウが立ったと思われる時期のアルバムだけど、結構良かったみたいな2枚なわけね」

バツ「無理やりまとめてくれましたね。前回はブラジル、今回はトウが立ってるアルバムというなんとなく共通項のある2枚を採り上げる感じになってますけど、次回はそううまくは行かないと思いますよ」

サツ「悲しいけど、ホントのこと!」